親に介護が必要になったら、いったいいくら要るの ?!

マネースクールUNOの宮田です。

8月10日の野田内閣総理大臣記者会見の冒頭で「人類が経験をしたことのないような
世界最速のスピードで少子高齢化が進んでおります。」という発言がありました。
その発言を聞き、不安に思われた方は少 なくなかったと思います。
人類史上最速のスピードで高齢者が増え、その高齢者を支える若い世代が
減っていくわけですから、本当に恐ろしいことです。 

健康を維持できている高齢者ばかりであれば、問題はさほど恐ろしくないのかもしれませんが、
現実はそうはいきません。もし、あなたの父や母に突然、介護が必要となった時、
いったいどれくらいの費用が必要となってくるのか、考えられたことはありますか?

        ?
Kaigo
厚生労働省の 介護給付費実態調査 によると、受給者1人当たりの費用額は
月に約15万円?16万円ですが、これはあくまでも平均の数値ですので、
介護度や在宅介護か介護施設かなどの諸条件によって金額はかなり変わってきます。
「毎月15万円を数年から数十年払い続けるなんて無理だ!」と思われる方も多いと思います。
しかし、公的介護保険の給付や「高額医療・高額介護合算療養費制度」などの利用により
実際の負担は軽減されますし、自己負担部分に関しても、要介護者が年金の給付を
受けられている年齢であれば、要介護者の年金で賄えるケースも少なくないかと思われます。

じゃあ介護にかかる費用は心配しなくても良いのか?というと、そうではありません。
実は、本当に深刻な問題は、介護施設にはそう簡単には入れないということです。
何年も順番待ちをしても簡単には順番はまわってきません。
となると、誰かが在宅介護をしないといけない状況になってしまうのです。
あなたがもし専業主婦であるならば、精神的・肉体的な打撃のみで済むかもしれません。

しかし、単身者で仕事をしている方や、共働きの方であれば、
在宅介護をするためには仕事を辞めて1日数時間のパートの仕事に転職するか、
長期間の介護休暇を取らなければならず、収入が激減してしまうのです。
しかもいつまでその状況が続くのかわからないのが介護の特徴です。
もしこのような事態が起こった時に十分な貯蓄がなければどうされますか?
考えるだけでもゾッとしますよね?・・・
(ちなみにこれは、私の体験談でもあります。)

介護だけにかかわらず、将来何が起こるかは誰にもわかりません。
しかし、その可能性を予測することはできるはずです。だからこそ何が起ころうが、
パニックに陥ることなく、立ち止まって最善策を考えられる余裕を持てるように、
日ごろから予測をして備えておくことが重要なのです。

平成23年度 介護給付費実態調査の概況(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/11/

「高額医療・高額介護合算療養費制度」(政府公報オンライン)
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/3.html

 

コメントを残す