確定搬出年金 401K 関係ないですか?

暑い日が続きますが、夏バテなどしていないでしょうか?

さて、今回は「確定拠出年金(401k)」についてお話しようと思います。
「関係ないや?」とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は450万人以上の日本人が加入している年金制度で、
2001年10月の制度導入以降、着実に普及は進んでおり、導入する企業も年々増加して
います。

お勤め先でも制度導入を検討中かもしれませんし、パートナーのお勤め先では既に導入され
ているかもしれません。

将来の年金が決まる重要な制度なのですが、スタート時には制度説明会を開いてくれるもの
の、いまいち良く分からなかったり、導入後は研修の機会がなかったりで、「結局、どんな
制度なの?」「うちの会社、401kだったんだけど、どうすれば良いの?」という方は意
外と多いです。
私たちの事務所にも、「これって、どうすれば良いんですか・・・?」と、相談にいらっし
ゃる方は、非常に多いんですよ。

そんな方々のために、401kの基礎について触れてみたいと思います。

ところで、先ほどから「401k」って言ったり、「確定拠出年金」って言ったりしてます
が、これはどちらも同じものです。「DC」と言われたりもするのでご理解くださいね。

この制度は、アメリカから持ち込まれたもので、同国の内国歳入法401条k項に定められ
ています。それをとって「401(条)k(項)」と言われています。

DCは、確定拠出年金の直訳(Defined Contribution Plan)の略です。

従前の企業年金では、企業側が運用方針を決定して、従業員の年金をまとめて運用してい
ました。
長期間運用を行うことで、おおよそ想定した運用益を期待することができ、従業員が退職後
受け取る金額が確定していました。もし、思うような運用益が得られなかった場合は、企業
が追加負担したり、やむを得ない場合は給付額を減額するなどの調整を行っていました。
受け取る金額(=給付される金額)が決まっている(=確定している)ので、この制度
「確定給付年金」と呼んだりもします。

これに対し、401kは各人がそれぞれ運用方法を決めることとなります。
運用成果が出たら老後資産の増加につながりますし、うまくいかなかった場合は老後資産が
目減りすることとなります。
この資金については、企業業績の影響を受けることもありませんし、他人の失敗が連帯責任
のように減少されることもありません。
また、付与されたIDとパスワードでログインすると、毎日残高の確認を行うこともでき、
受け取れる年金を直ぐに確認できるという利点もあります。

このように自己責任と引き換えに、自由度が高く、各自の年金について権利を守られる制度
なのですが、この「自己責任」というものが曲者なんですね・・・
これまで運用なんてやったことないのに、突然自分で選べと言われても困ってしまいますよ
ね。
加入者の方々には、「運用なんてめんどくさい」「資産を減らしたくない」という想いで、
元本保証の資産に大半の割合を割いている方も少なくないようです。

金銭教育を受けていない日本では、本制度の導入に困惑している人が多いようにも思います。

では、何故このような制度が導入されたのでしょうか?

様々な要因がありますが、その一つに「働き方の変化」というものがあります。
以前は、就職したら定年退職を迎えるまで、一つの企業に勤め上げるというのが一般的
でした。
しかし現代では、スキルアップや、労働環境の変化を求めて転職する人が増えてきました。

資産運用においては、時間という概念がとても重要視されます。
これまでは、入社から退社までに30?40年という時間があったから、運用を行っても
リスク(ブレ幅)を抑えることができていましたが、5年程度で退職(転職)されると
安定的に運用することができません。そのため、運用自体を個人に任せ、転職先でもそれ
ぞれが継続して運用できるようにしたのです。

このように社会の変化に伴い、導入された制度なのですが、制度が変わったからと言って、
運用を止めてしまうとこれまでの人が得ていたような運用益を享受することはできません。
これまでは、好むと好まざるに拘らず、強制的に企業が運用を依頼してくれていたのです。

誤解を恐れずに言うのならば、分からないからと言って運用を止めてしまうのは、現代を
生きる人の怠慢であり、せっかく整えられた年金制度への冒涜なのです。

401kは原則として、途中解約ができません。場合によってはできなくはないのですが、
基本的に60歳よりも前に受け取ることができないと考えておいた方がよいです。
そのため、いずれにしても長期間の運用を行っていくこととなります。
今は「元本が割れたら嫌だなぁ」と考えている人も、しっかりと運用を学べば、この時間
が味方になってくれることに気づくと思いますし、いかに元本保証の資産にお金をいれて
いることがもったいないか分かると思います。

401kで得た運用知識は、そのまま個人資産の運用にも活用できます。
最初は、面倒かもしれませんが、これはとても良い機会ではないでしょうか?
色んなことを他人任せにして、安泰の将来を手に入れられる時代ではありません。
これを機に、自分自身に関わる年金制度、資産運用としっかり向き合ってみましょう!

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・元データ
厚生労働省ホームページ:
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/kyoshutsu/

唐突ですが、今のあなたは何点ですか?!

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マネースクールUNOの宮田です。
いきなりの質問で、申し訳ありません(笑)。

皆さんは幼い頃や青春期に、「将来こうなっていたい!!」と思い浮かべた姿と、今の状態
にどのくらいの差があるかという意味です。

「イメージ通りです」と答えられる人はかなり稀で、そうでない方の方が大多数ではないか
と思います。

この違いは何でしょう?

答えは… 

・かなり具体的な目標を立て、やらなければいけないことを視覚化し、一つ一つをクリアし
ていったパターンの方

・単なる願望や妄想のまま何も行動に移さず「な〜んとなく」日々を過ごしてしまったパタ
ーンの方

この差なのです。

例えば、ハワイに行く場合でも、ただ何となく思うだけでは永遠に辿り着けません。いつ行
くのか、そして予算はいくら必要なのか、足りない予算を作るために月々いくら貯めていっ
たらいいのか… などなど、目標が具体的で、行動に移すからこそ達成できる訳です。

私自身も20代前半から将来の具体的な目標を立て、行動に移し、思うような結果が出ない時
は原因を究明し、修正し、また行動に移す… この繰り返しで、今の自分の状態を作りました。

ライフプランの達成についても、同じことが言えます。

まずは具体的な目標と金額を掲げ、そのための手段を考え、道筋を視覚化し、あとは一つ
一つクリアしていく。
単純にこれだけなんです。

そのキッカケを掴むためにも、ぜひマネーセミナーへお越し下さい。

「今のあなたは何点ですか?!」
そんな唐突な質問に、笑顔と余裕で答えられるあなたになるために。

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宮田淳也
不遇の青春期を一人で跳ね返したバイタリティーと、物腰柔らかで冷静沈着、何事にも動じない意志が強み。「どんな逆境でも願いは叶う!」という実体験が生んだ信念でクライアントと向き合う。鹿児島県出身、1967年生まれ。

選挙も金融もネットで便利になったけど…

マネースクールUNOの岡です。

いよいよ7月21日は参議院選挙投票日です。 今回の選挙から、いわゆる「ネット選挙」が
解禁されます。 ネットで投票はできませんが、各政党や各候補者の、インターネットを
使った「選挙活動」が可能になりました。

ネット選挙に関する賛否両論はあると思いますが、選挙や政治が身近になる一歩になるので
あれば、喜ばしいことではないかと思います。

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総務省:インターネット選挙運動の解禁に関する情報 http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10.html 

当たり前のことですが、インターネットで私たちの生活は一変しました。 お金の世界で
考えても、ネットバンクやネット証券などは、私が社会人になった約20年前には考えら
れない事でした。
ネットバンクやネット証券って、とても便利ですよね。 自宅で夜中に振り込み予約が出来
たり、スマホや携帯で簡単に株が買えたりできるので、私も利用しています。

今、「投資を始めよう」と考え、わざわざ証券会社の店頭に足を運び口座を開設する人は、
おそらく少数派のはずで、多くの人はネットで口座開設、あるいはネットで資料請求をす
るのではないでしょうか。

一昔前、証券会社といえば、素人には何となく敷居が高く、銀行とは違って、気軽に顔を
出せる雰囲気ではなかったように思います。 敷居が高かった証券会社がぐっと身近になっ
たことは、個人的には良いことだと考えます。 ただし、逆の面から考えれば、身近になっ
たがゆえに、「損」をする人も増えてしまったという一面もあるように思えます。

各金融機関は新規口座獲得のために「新規口座開設で○○ポイントプレゼント」「期間限定、
手数料半額キャンペーン」といった方法で勧誘をします。 また書店に行けば、「主婦が始
めるFX」「OLでもできるデイトレード」といった本が並んでいます。

いとも簡単にお金が儲かるような錯覚に陥り、株や為替の取引を始める、なんとなく始めた
が、なんとなく損をして終わってしまう・・・

その結果、「やっぱり投資は怖い!」「投資は一か八かのギャンブルなんだ!」
そう実感してしまう人が多いのではないでしょうか?

インターネットで投資が身近になることは素晴らしいことだと思うのですが、いたずらに
情報だけがあふれてしまい、相場の上下に一喜一憂する「マネーゲーム」に安易に手を出
してしまう人が多いことは、私はよくないことだと思います。

正しい知識を身につけ、長い時間をかけてコツコツと続けていくことが、「資産運用」。

「マネーゲーム」を否定するわけではありませんが、自分がやっていることが「ゲーム」
なのか「運用」なのか、正しく理解しておくことは必要不可欠です。

「じゃあ、どうしたらいいの?」と思いますよね。

そんな方は、ぜひマネースクールに来てください! お金に対する基礎知識から一緒に学ん
でいきましょう!

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岡 知宏
「投機・マネーゲーム」を勧める仕事からの脱却と自己浄化を経た現在の彼が顧客に対して考えることは「幸せになるお金を手に入れさせてあげたい」ということ。お金の闇を熟知したからこその正しさは際立ちます。広島県出身、1972年生まれ。

投資とマネーゲーム

マネースクールUNOの和田です。

私は普段は大阪で勤務していますが、最近では1週間の半分はさまざまな地域に出張して
個別相談を受けています。 今年に入ってから、和歌山、愛媛、滋賀等に出向いています。

出張は大変な面もありますが、いろんな地域の人とお話ができるので楽しいです。どの地域
でも共通して感じるのは、お金についての基本知識が不足している人が多いという事です。
私は個別相談の時には、必ずセミナーを受講した感想を聞きます。 ほとんどの方が「目から
ウロコだった!」「今まで知らなかった事が知れてよかった!」「自分のやってる事が間違
っている事を知ることができた!」といった感想を聞きます。

そういう感想を聞くと、自分の仕事は人の役に立ってる ということを実感します。

しかし時には自分の無力さを痛感する時もあります。
ある地域で50歳代の女性の方の個別相談を担当させて頂いた時、こんなことがありました。
いつも通りセミナーの感想を聞いたところ、「基本的な事ばかりで正直おもしろくなかっ
た。もっと具体的で中身のある話が聞きたかった」 とのお言葉。

相談内容を聞いたところ、「2〜3年でお金が増える方法を教えて欲しい」とのことでした。
「どれくらい殖やしたいですか?」と尋ねたところ、「3年くらいで1.5倍〜2倍くらいか
な?」というご返事。 

それは残念ながら単なるマネーゲームだという事を伝えたところ、「じゃあ、投資だったら
どれくらい殖えるの?」と聞かれました。そこで私は過去の実績を伝えたところ、「たった
これだけしか殖えないの?私の母親はこんなもんじゃなかったよ!」と言われました。

その方のお母さんは昔から日本株を数銘柄保有していたらしく、安倍晋三さんが総理大臣に
なって、いわゆる「アベノミクス」効果で日本株が急激に上がった事を主張されました。

その人には「日本株をタイミングよく買って売れば儲かる」という事がインプットされて
いるようで、その後は何を言ってもまったく聞く耳を持ってもらえませんでした。

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多くの日本人は金銭教育を受けていなくて、知識が圧倒的に少ないので、本来の投資と
マネーゲームを混同しがちなのです。これがいつまでたっても日本に投資が普及しない
原因です。

投資は「将来のことは誰にもわからない」という前提で行うものです。
運・カン・タイミングがすべてのマネーゲームとはまったく別物なのです。
私は少しでもその事を知って欲しいという思いで日々仕事しています。

私はけっしてマネーゲームが悪いと言っているわけではありません。おこづかいの範囲内
で宝くじを買って、「1億円当たったら何しようか?」と想像するのも楽しいものです。
あくまでも、ゲームとして楽しむのであれば。

こんな事を言ってる私も実は・・・
少しマネーゲームをしているんですよ。 某コーヒーショップの株を少しだけ持っているの
ですが、もちろんその株が上がるか下がるかは私にもわかりませんし、将来その会社が倒産
するかもしれません。 だからこそ、そうなったとしても生活に支障のない金額しか買ってい
ません。

私のお目当ては株主優待として毎年送られるドリンク無料券。
そんなささやかなお楽しみ。
だから株価が上がろうが下がろうがまったく売るつもりはありません。
そして、自分が70歳〜80歳になった時に株価が10倍くらいになってるかもしれない
といった、宝くじのような感覚で持ち続けようと思っています。 

そんなゲームと投資運用を混同せずに、しっかり切り替えて向き合って頂きたいと思います。

家計簿つける? つけない?

マネースクールUNOの有村です。

もうすっかり夏ですね。みなさんは夏休みの予定など、計画されているのでしょうか。
今年はボーナスも僅かながら上がったと聞きますし、きっと楽しい計画が盛りだくさん
なのでしょうね。

さて、今回は家計簿についてお話したいと思います。

日々、個別相談を受けていると、よく「家計簿つけた方がいいですか?」と聞かれます。
そりゃまぁ、つけた方がいいに決まっていますが、付け方によっては、全く意味がない
場合もあると思います。

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例えば、「家計簿を付ける」という事が目的になってしまっているケースがそれです。

学生時代を思い起こしてみれば、クラスに一人くらいいませんでしたか?ノートを取る
ことに夢中で、実際テストの成績は芳しくないクラスメイトが・・・。
そのクラスメイトのノートは、色とりどりのマーカーでラインが引かれており、見た目は
とてもカラフルで素敵です。だけど、きれいなノートを作成することで満足してしまい、
その後の見直しにはあまり活用されていない様子でした。
ついでに言えば、その子のペンケースは複数のカラーペンでパンパンだった事を今思い出
しましたが。

同じように「家計簿付けてます」と自信満々におっしゃられる相談者の方に「手取り月収」
をお聞きしたところで「えーっと・・・わかりません」と言われる方がとても多いのです。
まして、年収に至っては「そういえば源泉徴収票が来てたような・・・」という曖昧なもの。

家計簿をつけるという行為の裏には、「自分の収支を把握する」という目的があるという
事をよくご理解下さい。

という話をすると、大抵の人が「今日から家計簿つけます!帰りに家計簿買って帰ります!」
と言われるのですが、そういう話でもないです。家で余っているノートでも構いませんし、
チラシの裏をホチキス留めしたものでも、今ならスマホのアプリでも何でもいいんです。
目的はそこではないので。
逆説的に言えば、ご自身の家計の収支が把握できていれば、家計簿にこだわる必要もない、
という事です。

もちろん、収支を把握して改善の余地があれば改善しなくてはなりません。収支は把握
出来ているが、常にトントンもしくはマイナスで貯金はおろか資産運用なんて全く出来
ていない、では問題です。

きっとどこかに修正できる部分があるはず・・・

そんな方は是非弊社のセミナーにお越し下さい。形に囚われない何かがきっと見つかると
思いますよ。