馬肥ゆる秋と分散投資の切っても切れない不思議な関係

いや?、すっかり秋めいてきましたね。

当初の予想では、今年は残暑が厳しくなるとのことでしたが、9月に入ってから気温も落
ち着いてきて、過ごしやすい季節になりました。

秋と言えば、色々ありますが、個人的には圧倒的に「食欲の秋」。
目に映る全てのものが美味しそうに見えてきます。
私事ですが、2ヶ月間に渡る『社内ダイエット競争』を終えたばかりなので、余計に食欲
が抑えられません。

みなさんの中でも多くの方が一度はダイエットに取り組まれたことがあると思うのですが、
巷では色々な方法が紹介されていますよね。
社内でも、「偏食ダイエット」「NO炭水化物ダイエット」といった一般的なものから、
「絶食ダイエット」といったストイックなもの、「運動ダイエット」といった健康的なも
のなど様々なものがみられました。

私が取った方法は、ハイブリッド型です!!

もともと決めたルールを守り続けられるほど意志は強くないですし、第一、どの方法が効
果的か分かりません。
だから、「食事も気にするけど、無理はしない」「毎日ランニングはしないけど、休日は
なるべく子供と山登りする」といった具合に、色々取り入れてみました。

結果は・・・ 2ヶ月間で約8kgの減量に成功!
驚愕の成果ではないにしても、個人的には満足いく結果が得られたと思います。

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ダイエットのことはさておき…
この「組み合わせる」という方法は、お金の世界においても、とても重要な要素の一つ
です。
なぜ、お金の世界において「組み合わせる」ことが重要なのかと言うと、何が最善の方
法か「分からない」からです。

未来のことは誰にも分かりません。

分からない中では、想定外の出来事が起こっても最低限の影響で済むようにしなければな
りません。絶対的な金融商品がない以上、「組み合わせる」という作業は欠かせないもの
なのです。

しかし、往々にして日本人はお金のことについても“一つの選択肢”に執着してしまう傾向
にあります。

その一つが、住宅ローンです。

雑誌等で、「金利がこれ以上下がることは無いから、金利上昇リスクに備えて35年固定で
借りましょう」などとアドバイスされているのをよく見かけます。
確かに、既に低水準にある住宅ローンの金利水準がこれ以上下がるのは難しいかもしれま
せん。

しかし、先のアドバイスに欠如しているのは、「金利が(思ったよりも)上昇しなかった
ら?」という想定です。

4,000万円の借り入れを行った場合…
金利上昇せずに変動金利で最後まで借りた場合の総支払額は、最初から固定金利で借りた
場合と約1,000万円の差がでてきます。(変動金利:0.85%、固定金利:2.1%、借入期
間:35年として)

金利上昇リスクに備えるというには、ちょっと大きすぎる金額じゃないですか?
誤解なきように加えておきますが、私は何も「全部変動金利で借りましょう!」と言って
いるのではありません。

そもそも、住宅購入の方法は各家庭のライフプランや状況によって千差万別のはずです。

固定金利一択というのではなく、ライフプランや金利動向を考え、あらゆるケースに対応
できるように、様々な組合せを検討するべきでしょう。

我々が、日々啓蒙している投資運用についても同様です。

この先、どの資産が値上がりして、どの資産が値下がりするのかは、やっぱり誰にも分か
りません。だからこそ、資金を1種類にまとめて投資せず、様々な値動きの異なる資産に
分散して投資するのです。

このことを如実に表した格言として、「卵は一つのカゴに盛るな!」というものがありま
す。たくさんの卵を運ぶときに、1つのカゴに入れて、運ぶ途中で転んだら、元も子もな
くってしまうけれども、いくつかのカゴに分けて運べば全部ダメにしてしまう可能性は少
なくなるということです。

この様に、「投資」という響きは、一般に「儲け」という言葉を連想させますが、実は
「守る」ということが凄く大切に考えられています。

繰り返しになりますが、未来は誰にも分かりません。

しかし、我々は、想定外の事態が起こっても大切な資産は守らなければなりません。

だからこそ「組み合わせる」のです!

「分散投資」と言われるこの手法は、投資の世界では基本中の基本です。
しかし、未だに多くの金融機関では、話題の資産に集中投資を勧め、舌の根が乾かぬうち
に次の資産に乗り換えさせているのが現実・・・

何か間違いがあるのは、明白ですよね・・・

秋の夜は長いです。
お金の分け方について、一度じっくり考えてみませんか?

先生! 目からウロコ落ちたわ!!

マネースクールUNOの西原です。

「こんなお金の知識、もっと若い頃から知ってれば良かったぁ!」

これは、マネースクールUNOを受講された方や、書籍『過去のお金の知識を疑え!』を読
まれた多くの方が思わず声にする言葉です。

数日前のことです・・・

私はマネースクールUNOでマーケティングを担当していますが、週に数時間、ビジュアル
アーツ専門学校というクリエイターを養成する学校で教壇にも立っています。

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企画やプレゼンテーションについて教えている授業では、毎回、「実存する企業やビジネ
スのイメージアップや集客の為のイベント」の仮想依頼を課題として、それに対して生徒
さんに企画書を書いてもらうトレーニングを行うのですが。

トレーニングにはリアリティがある方が効果的。そんなふうに思った私は、今回、手前味
噌承知で、「マネースクールUNOが出版した書籍『過去のお金の知識を疑え!』の販売
促進イベントを企画してください」というお題目を出してみました。

最初の反応は・・・ 教室全体に響き渡る「え〜〜〜〜〜っ」の大合唱。

ま、学校には良くある、いつものあのシーンです。(笑)

教室の騒ぎが治まったところで、生徒さんに企画を考えてもらうためには情報提供も必要
だということで、今回の書籍執筆にあたって行った稲葉代表への10数時間のインタビュー
からインプットさせて頂いた、マネースクールUNOセミナーの基本部分を抜粋してお話し
しました。

最初は訳が分からない様子だった20歳前後の生徒さんも、すぐに話しに集中しはじめ、

口々に…

「貯蓄って、損するねんな〜」

「家計簿つけてるだけの私 ダメダメやなぁ」

「WantsとNeeds お母さんに教えたろ」

「うちの両親も住宅ローンは銀行儲けさせるだけやって、頑張ってキャッシュで家買おう
としてるわ」

「30年ローン払い終わって手に入るのが築30年の中古の家なんて虚し過ぎる!」

「入院して保険でお金もらっても、毎月払ってるお金の合計考えたら得なんかしてないね
んな」

「投資と投機の違いがあるなんて全然知らんかったわ」

「マネーゲーム… 楽しむだけのものやねんね」

「リスクって悪い事だけやと思ってたぁ」

そして、皆が声を合わせて言ったのは

「先生! 目からウロコが落ちたわ」という言葉と

「こんなん、もっと若い頃から知ってれば良かったぁ!」

『金銭教育』は、もっと子供たちの教育に寄り添って、教育の中にも入って行くべきもの
だと思います。

日本独特の近代文化は暗黙のうちに「お金について話すのはいやらしい事」と子供達に教
えて来ました。それも、世の中の経済が右肩上がりで、お金について大きな不安がなかっ
た時代背景があるからこそ仕方ないのかとも思えますが。

「子供がお金の亡者になって悪い人間にならないように」という親心は
もう、「子供がお金に困って、悪い人間にならないように」と進化・変化を遂げないと
いけませんよね。

これから社会に出る子供達の予備知識として、
自らの人生を守り、豊かにする欠かせない知識として、
きっとマネースクールUNOの金銭教育が役立つ日が来るはずです。それも近い将来。

「お金」というものは、生きている人すべてに関わるもの。だからこそ、その「啓蒙」は
一方向で任務完了とは言えない気がして。様々な年代の人の様々な「ライフ・フェーズ
(人生の局面)」にフィットできるものでありたい… そんなことを考えつつ、頭の中を
駆け巡るのは、

日本の将来を背負ってくれる若い命に「お金の知識」という神器を授ける手助けをしたい。

そんな思いだったりします。

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西原 朗 
雑誌編集者、ライター、コピーライターを経て、現在はマネースクールUNOにてマーケティングを手掛けながら、講演活動も行なう。ブランディング、広告コピー、プレゼンテーション、プレスリリース、各種コンテンツなどで人の心に深く届く『言葉』『会話』を紡ぐ。大阪府出身、1961年生まれ。

岡 知宏は「真のプロ」であり続けたい。

マネースクールUNOの岡です。
今日は、お金の話と少し関係ない話から筆を進めようと思います。

先日、プロ野球、ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が引退発表をしました。
プロ野球に興味のない方にはピンと来ないかもしれませんが、宮本選手は選手生活19年の
ベテラン、アテネオリンピックの野球日本代表のキャプテンを務めた名選手です。
私はヤクルトファンではないのですが、宮本選手は「記憶に残る名選手」で、阪神ファン
の私も好感が持てる選手でした。

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宮本選手の引退記者会見の中のコメントに、こんなフレーズがありました。
「好きで始めた野球だけど、プロに入った瞬間に野球が仕事になった。最近(の選手)は
『楽しみたい』と言うけど、僕は野球を楽しむなんて出来ない。仕事として19年間、向き
合ってきたことが誇りという思いはあります」

昨年引退した阪神タイガースの金本選手も、引退時に同じようなコメントを出していまし
た。
「10歳から野球を始めて、7割8割が辛い事、2割3割が喜び。その少しの2割3割をずっと
追い続けて、7割8割苦しい思いをした、そんな野球人生でした」

人一倍の努力があったとはいえ、恵まれた才能があったからこそプロ野球選手になり、し
かも超一流の選手として活躍した人が「野球をすることが苦しみで、楽しくなかった」と
コメントしたことに、私は少し驚かされました。
と同時に、「プロとは何か?」ということを、深く考えさせらました。

今、私はマネースクールUNOのインストラクターとして活動しています。
「貯蓄から投資へ」を合言葉に活動しているのですが、「真の資産運用」を顧客に理解し
てもらい、実践してもらうことは、簡単なようでとても難しい。
「どうやって投資について伝えてあげればいいのだろう?」「この人のライフプランの達
成のためには、何をどうさせてあげればいいのだろう?」と自問自答の毎日。

今は低金利でお金が増えず、頑張って働いてもなかなか給料は上がらない時代。
「お金が増えない時代だから、給与が上がらない時代だから、将来の夢や目標を諦めなけ
ればならない」という悲し過ぎる結論に急がないで、元本が確保された「貯蓄」だけで
お金が増えないのならば、リスクをとった「投資」も行わなければならないのです。
にもかかわらず、多くの日本人は未だに貯蓄一辺倒で、1500兆円あるといわれる日本の
個人資産の内、約80%は貯金や保険といった「元本確保」の場所に眠っているのが実情。

「ライフプランの達成のためには投資運用が必要!」という言葉を胸に、その想いがどう
やったら皆さんに伝わるかを常に自問自答しながらセミナーや個別相談に臨む毎日。

でも・・・なかなかうまく伝わらない日もあります。

「伝わらないこと」に対しての自分の無力さ、そして力量不足に悩むことも多々あるので
すが、これは「プロ」としては当たり前のことなのかもしれません。宮本選手や金本選手
のあの言葉を思い返すと、厳しさも苦しみも苦悩も… 
プロフェッショナルであるための必要条件なのだとさえ思えて来ます。

「伝わらない」と嘆くのではなく、「伝えなければならない」。
それが私の使命。

ちょっとでも、グチっぽく響いていたらスイマセン。

どんな苦しみの中からでも、喜びや誇りを見いだし、それを自分の原動力に出来る
「真のプロ」であり続けたい、

私 = 岡 知宏はそう思っています。

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岡 知宏
「投機・マネーゲーム」を勧める仕事からの脱却と自己浄化を経た現在の彼が顧客に対して考えることは「幸せになるお金を手に入れさせてあげたい」ということ。お金の闇を熟知したからこその正しさは際立ちます。広島県出身、1972年生まれ。

結婚する意味

マネースクールUNOの有村です。

まだまだ残暑厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
9月が決算月という企業は多いでしょうから、暑さに負けず仕事に邁進されている方も多
いかもしれませんね。

さて、実は女性の皆さんに、これからの人生についてお聞きしたいことがあるんです。

「あなたは、結婚したら、あるいは子供が出来たら仕事を続けるかどうか
考えた事があり
ますか?」

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これは、多くの女性が、直面する難しい問題ですね。

国勢調査によると、平成22年度全国で夫婦の数は2913 万6千世帯となっていて、そのう
ちの30.5%は妻が非就業者、つまり専業主婦という報告があります。
また、働いている妻の割合は45.4%で、14年前の平成7年度調査に比べてみてもわずか
1.7%しか増えていないようです。
しかし、マネーの点からするとやはり共働きの方がメリットは高いと言えるのではないで
しょうか。

なぜ、働く妻が増えにくいのか?

一つ目は制度面での部分が考えられます。

少し前に、『横浜市が保育所待機児童数ゼロになった』という報道もありましたが、全国
的に見るとまだまだ足りないのが実情のようで、平成24年度10月時点で実に46127人が
保育所に入ることが出来ず、待機状態になっているというのが現実。
先日、育児休業中の友人に会いましたが、ご他聞にもれず彼女も「保育所が見つからない
から、育児休業が明けても復帰は出来ないだろうな」って言っていました。

二つ目の理由としては…

結婚出産という女性特有のライフプランの大きな変更点の中に、出産後も現在と同じ仕事
を続けるという選択肢があまりない事があげられるのではないでしょうか。
それは本人が希望する事でもあるでしょうし、企業サイドの理解の問題もあるように思え
ます。

日々、相談を受けている中でも「結婚したら一旦仕事は辞めて、子供が大きくなってから
復帰したい」という声をよく聞きます。同一の仕事でキャリアを積んでいく方がいい、
という事は百も承知なのでしょうが出来ない事情があり一旦退職しているということなの
でしょう。

厚生労働省が発表した年齢別の労働者人口を見てみると、男性は25歳以上からほぼ一定の
労働者数であるのに対し、女性は25歳から39歳でガクンと下がっている事がよくわかります。

これを、いわゆる「M字カーブ問題」というそうです。

制度面、あるいは女性の意識などを変革する必要はあるにせよ、先に述べた通りマネーの
点ではやはり共働きが望ましいと言えそうです。
それは、もちろん収入面でもそうですし、将来受け取る年金額でも違ってくるでしょう。
しかしながら、現実問題としてこれらが解消されることは難しく、その間何か他の手段
で補填していく必要がある。

その方法の一つが、金融収入、つまり「資産運用」です。

洋服を選ぶ感覚で「商品」を選ぶのではなく、「買い方」を学び、正しい方法で資産を形
成していく方法もあります。

ただ… 資産運用という選択肢が正しいと信じているし、「結婚後の仕事」という問題に
直面している全女性に、是非ともお勧めしたい想いなのですが、独身女性である私にとっ
て、結婚とはお互いがお互いを支えあうものだと信じたいのも正直な心情。

以前、結婚している友人に聞いて「とてもいいな」と思った話があります。

友人とその旦那さんは、同じ会社で同じ仕事をしています。しかし彼女は持病を抱えてい
て、薬を服用しながらとてもハードな仕事をしています。私は、友人の体調を心配し
「仕事辞めたらどう?」と何度と無く話しました。

そんな私の心配に感謝しながらも、「でもね、仕事がハードなのは旦那も同じなんだ。
ただ、私が働いていることで、旦那が辞めたくなるほど仕事に追い詰められても、収入源
がもう一つある、という安心感があるだけで、少しは気が楽になるかと思うから、私は仕
事を続ける」と優しく笑っている彼女がとても素敵に見えて…

結婚したら、仕事辞めるか続けるか。

様々な問題がクリアにならないと、「仕事を続けられる環境」も与えられない女性ではあ
りますが、案外物の本質はこういう点にあるのかもしれないなと最近思うのです。

もちろん、共働きであれば男性側の家事の面での協力が不可欠なのは言うまでもありませ
ん。

国勢調査 http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/

厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/10.html

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 有村朋子 
大手証券会社で女性営業スタッフを束ねる”やり手”を突き抜けた彼女が今仕事に求めるのは「顧客とのWIN−WINの関係」。自身の座右の銘「人間万事塞翁が馬」をベースにしたコンサルは哲学的に響く。大阪府出身、1979年生まれ。