NISAという流行

マネースクールUNOの有村です。

やっと涼しくなってきましたね。毎年、夏には「こんなに暑くて本当に冬が来るのだろう
か?・・・」と心配になりますが、きっちり秋が来て冬が来るので大したもんだなぁ、と
感心してみたり。当たり前なんですけどね。

さて、最近よくテレビでCMをされてるNISAですが、みなさんご存知でしょうか?

簡単に言うと、国民に対して「これからは、投資による資産形成だよ!」と啓蒙するため
の減税措置の一つなのですが・・・

これを誤解されている方があまりに多くて驚きました。

「NISAを買いたいんですけど。」

「NISAに入ると、お金が貰えるらしいんですが。」

「お得なサービスがあるんですよね?」

「何か、絶対入らないといけないんですって!?」

NISAについての詳しい話に関しては、弊社、平山哲也が『マネーの達人』に書いた
「いきなりですが、「NISAは悪法!」と言ってもいいですか?」をご覧いただくとして。

 なぜこんな誤解が生まれるのか、首をかしげてしまいます。そのかしげた首のまま考えて
みたのですが、やっぱり金融機関がミスリードしているのではないか、と。

自分が、”全く何も知らない者”として真っ新な頭でテレビCMを見てみると、

「○○証券でNISA!!」

「NISAで非課税始めよう!」

「NISAで2000円プレゼント!」 など、

分かりやすい親切な説明もないままに、これでもか!と思いっ切り煽って来ます。
これでは、誤解するのも無理はないかな、と思います。 

何だかわからないけど、「NISAってのをやらなくちゃ私が損するみたい!」という扇
情感はたっぷりです。

「流行に乗り遅れるな!」とばかりによくわからないまま金融機関へ。 そして、意気揚々
と手続きを行い、デメリットについては詳しい説明をされないままNISA口座も開設。
そして、何となく勧められるままに毎月分配型投信を購入し、下落したら「○○さんがいい
って勧めてくれたから、信じて買ったのに・・・」と恨み節。そして見るのも嫌になって
きて放置。そのままじっとしてたら、価格が戻ってくる。そうすると、新しく変わった担
当者が挨拶に来る。そして、また新たな商品を勧められ「前の人はダメだったけど、この
人なら大丈夫かも・・・」と結局商品の乗り換えをする。

世の中には、この無限ループが一杯です。
こういうの、もうやめませんか? 

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金融商品や制度に流行りなんてありません。それを選ぶのは、自分自身です。 
メリット、デメリットをきちんと理解して、納得と合理性の元に資産運用をしていっても
らいたいものです。

私たちも、微力ながらそのお手伝いが出来ればいいなと思っています。

Blog_arimura
 有村朋子 
大手証券会社で女性営業スタッフを束ねる”やり手”を突き抜けた彼女が今仕事に求めるのは「顧客とのWIN−WINの関係」。自身の座右の銘「人間万事塞翁が馬」をベースにしたコンサルは哲学的に響く。大阪府出身、1979年生まれ。

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