就職活動の末に見えるもの

マネースクールUNOの有村です。今年も残すところ1ヶ月を切りましたね。
年々、一年間が早くなっているような気がするのは年を取った証拠なのでしょうか。

さて、いよいよ2015年卒業生向け就職活動が12月1日から解禁になったようですね。
今年は、各企業が好業績ということもあって採用意欲も高めとのこと。
いやぁ、羨ましい限りですね。

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私自身は、2002年に大学を卒業しておりますので就職氷河期真っ最中でした。ちょう
どその頃の有効求人倍率(求人数を求職者数で割ったもの)は0.5倍で、今年10月の数
値は0.98倍ですからおよそ求人数は2倍に膨らんでいますね。

確か、インターネットが普及し始めた頃で、パソコンが就職活動に必要なので知り合いか
ら3万円で大きなブラウン管ディスプレイのパソコンを譲ってもらったと記憶しています。

これで、200社にエントリーを行い、大学の授業にも行かず企業説明会に参加し、筆記試
験に、何度も何度も行われる面接。人格を全否定されたような虚無感に、「ご希望に添え
ませんでした」という通知の数々。そこまでして、出た内定はたったの2社。その中の1社
に潜り込み、10年も居座ったのですから苦労は報われたのでしょうかね。

しかし同じゼミの友人たちは、「どうせ内定なんて出ないから」と最初から就職活動をし
ていない人も多かったです。

就職活動を行わなかった人、内定が出なかった人の大半は、「フリーター」か「派遣社員」
もしくは「契約社員」になりました。
この頃って、特に「派遣社員」という響きが格好よく聞こえたものです。これも当時のマス
コミのミスリードなんでしょうね。

「会社に属さず、自分の能力で生きていく。」というイメージが先行し、そのようなドラマ
やCMがどんどん放送されていました。

現実はご覧の通りですが・・・

結局、こういうのってタイミングなのかなぁと思います。
卒業する年度によって、就職出来るか出来ないかが決まる。

たった一年の留学から戻ってくると、就職を巡る状況は一変しており、結局語学を生かした
職に就くのはとても難しく派遣社員に甘んじるしかなかった、というのはよく聞く話です。

 

もう根本的にいろんな問題があるのは、よーくわかっています。

 

「新卒で就職できなかった人の敗者復活のチャンスがない」
「世間的に言うところの『レールに乗れなかった人』への救済措置があまりになさ過ぎる」
「大学進学率が高過ぎる」

挙げ始めると、枚挙に暇がありません。

しかし、世の中にはそれぞれ分担があり、世の中を変えるのは政治家のお仕事。

そうではない人たちは、そこにどう対応するのかを考える方が合理的です。

 

「今の大学生はいいよなぁ?!!」とすねていても始まりません。

 

自分に何ができるのか、何を考えなければいけないのか、何がしたいのか。
その中の一つに、「お金のこと」は入っていませんか? きっと入っているはずですよ。

見て見ぬ振りをせずに、一緒に考えていきましょう。
私たちは、いつでもセミナーでお待ちしております。

参考データ:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1.html

Blog_arimura
 有村朋子 
大手証券会社で女性営業スタッフを束ねる”やり手”を突き抜けた彼女が今仕事に求めるのは「顧客とのWIN−WINの関係」。自身の座右の銘「人間万事塞翁が馬」をベースにしたコンサルは哲学的に響く。大阪府出身、1979年生まれ。

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