安保法案成立に想う~どんな道具も使い方次第!

マネースクールUNOの倉田です。

テレビ・ネットで話題となっていた『安全保障関連法案(安保法案)』が国会で可決・成立しました。

シルバーウイーク直前まで国会周辺では連日大きな騒ぎとなっていました。

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世界中の大多数の人々がそれぞれに「平和」を望んでいます。

現在争いの渦中にいない人々は「平和」な状態を維持・拡散していく為に何か貢献をしたいと望むのは自然な事であり、その関わり方は各国・各人によって様々。

規模の大小や関わり方の深さや積極性、国家としての支援から民間団体・個人によるボランティア、紛争そのものへの直接・間接的関与や紛争後の復興への人的援助や資金援助に至るまで多種多様。

表現方法は色々ありますが、全ての根幹にあるのは人々の「平和を望む」想い。

 

今年日本は戦後70年の節目にあたり、先の大戦に主体的に関わった国家として世界平和維持への貢献をしていく事を自ら望み世界の国々からも望まれています。

今回の法整備は日本周辺を取巻く外部環境と周辺諸国の日本に対する意識と期待の変化に対し、今後の日本の外交・防衛における行動規範と平和維持への関わり方の基本スタンスをより明確化する意図があります。

議論の焦点は「集団的自衛権」の行使範囲とその影響。

そもそも「集団的自衛権」が現在の日本国憲法の範囲内で認められるのかどうか。

つまり、誰も体験していない今後引き起こされる未来の出来事の「予想」、明文化されていない部分をどう”解釈”するかという曖昧な「理由」。

より積極的な国際貢献活動、未知の領域には当然想定外の事態が降り掛かる可能性は十分に考えられます。

何事にも共通しますが、新しい事への挑戦には常に不確定要素(リスク)は付き物。

政府は国会で十分に審議時間を割き、議論は尽くしたと採決に進みました。

しかし、国民の大部分は審議内容や不安解消に対し説明不足と感じていることは近年で稀にみる規模の国会周辺デモ活動や現時点での世論調査の結果に現れているように思われます。

 

現地で活動する自衛隊員はどうなる?

日本は本当に紛争に巻き込まれないのか?

私達の子供・孫の世代まで平和国家の姿勢を維持出来るの?

 

「覚悟」を求められた日本人。

成功するのか?失敗してしまうのか? 最終結論は後世の人類しか下せません。

つまり、どんなに優れた制度や法律も始めから善し悪しが全て解っている訳ではなく、導入後に使う者がどう考え・どの様に用いたのかで決まります。

ただ今回のケースは多くの日本人が「安保法案」という道具を使う「覚悟」が出来ていない様に個人的には感じます。

 

国家の行動もそうですが、個人の行動も同様です。

私達が生活する文明社会は人間が生きていく為に有益と思われる物を発見・発明し、世の中をより便利でより良い社会にする努力を続けてきました。

自動車・飛行機・コンピューター・インターネット・・・全てこの100年余りで登場。

最初は良く解らない未知の物として捕らえられ、時間と共に私達の生活の利便性を飛躍的に向上させ、社会の仕組みを根底から変えいずれも無くてはならない物となりましたが、死亡事故やウィルスを用いた犯罪などそれまでは存在しなかった新たな問題も生み出しています。

 

お金にまつわる事も同じです。

投資信託・株式・保険・NISA・ATM・クレジットカード・・・

私達の周りにはお金にまつわる便利で生活を良くする可能性のある仕組みや商品が溢れています。

正しく理解し、適切に用いれば多くの人々にとっては夢や望みを叶えるツールになりますが、誤った使い方や十分な理解をせずに用いると自身の将来をも危うくしかねません。

 

しかし日本人はお金の事について学校や家庭で学ぶ機会はありません。

自動車を運転し遠くの旅行に行きたいと望むなら自動車教習所に行き免許を取るように、お金についても自ら進んで知ろうとしなければ一生正しい使い方を知る事など出来ません。

人類の歴史は相当な長さですが、一個人の人生は大変短いものです。

自分自身の未来をより良くする為に行動を起こす時はもう既に来ていると思います。

(倉田壮一)

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