ハロウィンとE.T.

岡ハロィン

マネースクールUNOの岡です。

シルバーウィークも終わり、季節はすっかり秋。

いつの頃からか、日本でも秋のイベントとして「ハロウィン」が一般的になってきましたね。

皆さんは、ハロウィンと聞いて、何をイメージしますか?

私がハロウィンと聞いて思い出すのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「E.T.」です。

「E.T.」は、1982年公開のアメリカのSF映画。

地球の探査にやって来て一人取り残された宇宙人と、少年エリオットとの交流を描いた物語です。

E.T.といえば、自転車で空を飛ぶラストのシーンが有名ですが、あれはハロウィンの夜の出来事という設定。政府に追われるETをハロウインのお化けの仮装にあわせて逃がすことにした、というストーリーだったのです。

E.T.の公開時、小学生だった私は、劇場に映画を見に行きました。

細かなストーリーは別にして、子供たちが仮装して街中を歩くシーンは、強烈に印象に残っています。

また、エリオット家が頼んだ宅配ピザを、納屋に隠れたE.T.がこっそり食べてしまうシーンも印象にのこるシーンでした。

1982年といえば、東北新幹線や上越新幹線開業し、「笑っていいとも!」が始まった年で、バブル経済といわれる前の時代。

当時の日本には、ハロウィンで仮装する習慣も、宅配ピザもありません。

出前でピザが頼める国、そしてハロウィンで仮装するアメリカの子供たちをみて、「やっぱりアメリカと日本は違うんだなー」と何となく感じたことを記憶しています。

あれから約30年・・・

日本でもハロウィンが一般的なイベントとなり、街中を宅配ピザのバイクが走るのも普通の光景になりました。

時代の流れとともに、日本人の「暮らし」が変わった一例だと思います。

では、お金の世界はどうか?

残念ながら、ここ30年間であまり大きな変化はありません。

一般的に、日本人は「貯蓄好き」と言われます。2015年3月末時点の各国の家計金融資産構成比を見てみると、日本人の預貯金の比率は51%。

それに比べ、アメリカ人の預貯金の比率は13%、イギリスはは23%となっています。日本人のこの極端に高い預貯金比率、実は30年前と変化がないのです。(ちなみに、1985年時点での日本人の家計資産構成比率比での預貯金比率は58%、今とほとんど変わりません)

ここ30年間で、日本でも宅配ピザが一般的になり、ハロウィンが国民行事になりました。

一方、バブル崩壊以降、日本は超低金利時代が続き、「預貯金ではお金が殖えない」環境が長く続いています。

にもかかわらず、お金に関しては30年前とあまり変化がない日本、個人的にはちょっと違和感を感じます。

昨年からNISAが始まり、来年からはジュニアNISAも始まる日本。

何となくですが、私たち日本人のお金に関する環境は変わっていきそうな気もしますが・・

あの1980年にスクリーンで絵空事として見たハロウィンやピザが現実になったのと同様、30年後の日本、多くの人が絵空事のように見ている「投資」が一般的な光景になっているのでしょうか?

(岡 知宏)

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