Fintech(フィンテック)で広がる金融の世界

昨年末に1つのニュースが報道されました。このニュース、将来の世の中を大きく変えるかもしれない可能性を秘めています。

 

そのニュースとは「イオン」が運営するイオン銀行が、指紋認証の最新の技術を持つベンチャー企業「リキッド」と提携し、利用者がATMを利用する際、指紋の認証だけで本人確認ができる仕組みを導入する事を決めたという物です。

 

これにより、暗証番号やキャッシュカードを持ち歩く必要がなく、指紋認証だけで現金の引き出しや預け入れが出来るようになるそうです。そうなればカードの紛失や盗難の心配もなく、銀行はカードを発行する手間も省けます。まさにいいこと尽くめです。

 

銀行の指紋認証(生体認証)を利用された方は分かると思いますが、現状はあまり精度がよくなく、何回もやり直しにをさせらえる事も少なくありません。それがリキッド社の仕組みの場合、1000万人分の指紋のデータを1秒未満で認証できるという最新技術が使われ、即座に本人確認ができるとしています。

 

指紋だけでATMを使えるのは全国初。今年2月15日から千代田区のATMに導入し、その後、利用者の反応などを確かめながら全国5500台のATMに拡大するとしています。

 

こういった金融の分野に最新のIT技術を取り入れて、利用者の利便性を向上させるサービスは「Fintech(フィンテック)」と呼ばれて全世界的に広がっています。Fintech(フィンテック)とはFinance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、金融×IT分野で活躍する企業などから生まれた新しい金融サービスを意味します。

 

Fintech(フィンテック)の中から国内でサービスが提供されている代表的な物をいくつか紹介してみましょう。

 

家計簿サービスのMoney Forward(マネーフォーワード)

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チュートリアルの徳井さんが出演するCMで知った方も多いかと思います。ネット上で家計簿をつける事が出来ます。銀行口座やカード、証券、電子マネー、携帯などの情報を登録しておくと自動的に情報を取得して記録してくれます。

 

最初に設定さえしておけば、手動での入力が必要なのは現金の使った場合のみとなります。自分の資産状況をPCやスマホで簡単に把握する事が出来て、どこに無駄があるのか、何が削減出来そうなのかが分かりやすく確認する事が出来ます。

 

■MONEY FORWARD(マネーフォーワード)

ソーシャルレンディングのmaneo(マネオ)

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お金を借りたい法人と貸したい個人をマッチングさせるサービスです。お金を借りる際、銀行などの金融機関ではなく、個人投資家から貸付を受けるサービスがソーシャルレンディングと呼ばれます。maneoは2008年にサービス開始で国内のソーシャルレンディングの草分け的なサービスとなっています。

 

サイトでは様々な案件が掲載されていて、最低2万円からの少額で投資することが可能となっています。投資金額に応じた利回りもリアルタイムで計算出来るようになっていて、運用利回りも年5.0〜8.0と高めに設定され、1年以内の短期貸付が多いのが特徴です。

■maneo(マネオ)

決済サービスのSquare(スクエア)

square
こちらはスマホやタブレットに取り付ける専用端末を使い、クレジットカードで決済出来るシステムを提供します。大掛かりでコストの高い決済端末は用意する必要はなく、4,980円の端末を購入(現在はキャンペーン中で実質無料)して設定をするだけで使えます。

決済手数料は一律3.25%で入金は最短翌日。月々の固定費も必要ありません。今までカード決済を導入するのを躊躇した小さなお店でも利用が可能です。

■Square(スクエア)

クラウド会計ソフトのFreee(フリー)

freee
先ほどのマネーフォワードは個人向け家計簿でしたが、こちらは法人、個人事業主向けのクラウド会計サービスです。2013年3月サービス開始で現在の利用数は40万事業を突破、次々と資金調達を行い急成長しています。

会計ソフトというと弥生会計が有名でしたが、クラウド化の波には完全に遅れ(弥生のクラウド化は2015年7月)クラウドの分野では差がついています。

■Freee(フリー)

以上のようなFintech(フィンテック)企業。スマホの普及、テクノロジーの進歩で今後もますます成長を続け、私達の生活にも入り込んでくることになるでしょう。

安保法案成立に想う~どんな道具も使い方次第!

マネースクールUNOの倉田です。

テレビ・ネットで話題となっていた『安全保障関連法案(安保法案)』が国会で可決・成立しました。

シルバーウイーク直前まで国会周辺では連日大きな騒ぎとなっていました。

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世界中の大多数の人々がそれぞれに「平和」を望んでいます。

現在争いの渦中にいない人々は「平和」な状態を維持・拡散していく為に何か貢献をしたいと望むのは自然な事であり、その関わり方は各国・各人によって様々。

規模の大小や関わり方の深さや積極性、国家としての支援から民間団体・個人によるボランティア、紛争そのものへの直接・間接的関与や紛争後の復興への人的援助や資金援助に至るまで多種多様。

表現方法は色々ありますが、全ての根幹にあるのは人々の「平和を望む」想い。

 

今年日本は戦後70年の節目にあたり、先の大戦に主体的に関わった国家として世界平和維持への貢献をしていく事を自ら望み世界の国々からも望まれています。

今回の法整備は日本周辺を取巻く外部環境と周辺諸国の日本に対する意識と期待の変化に対し、今後の日本の外交・防衛における行動規範と平和維持への関わり方の基本スタンスをより明確化する意図があります。

議論の焦点は「集団的自衛権」の行使範囲とその影響。

そもそも「集団的自衛権」が現在の日本国憲法の範囲内で認められるのかどうか。

つまり、誰も体験していない今後引き起こされる未来の出来事の「予想」、明文化されていない部分をどう”解釈”するかという曖昧な「理由」。

より積極的な国際貢献活動、未知の領域には当然想定外の事態が降り掛かる可能性は十分に考えられます。

何事にも共通しますが、新しい事への挑戦には常に不確定要素(リスク)は付き物。

政府は国会で十分に審議時間を割き、議論は尽くしたと採決に進みました。

しかし、国民の大部分は審議内容や不安解消に対し説明不足と感じていることは近年で稀にみる規模の国会周辺デモ活動や現時点での世論調査の結果に現れているように思われます。

 

現地で活動する自衛隊員はどうなる?

日本は本当に紛争に巻き込まれないのか?

私達の子供・孫の世代まで平和国家の姿勢を維持出来るの?

 

「覚悟」を求められた日本人。

成功するのか?失敗してしまうのか? 最終結論は後世の人類しか下せません。

つまり、どんなに優れた制度や法律も始めから善し悪しが全て解っている訳ではなく、導入後に使う者がどう考え・どの様に用いたのかで決まります。

ただ今回のケースは多くの日本人が「安保法案」という道具を使う「覚悟」が出来ていない様に個人的には感じます。

 

国家の行動もそうですが、個人の行動も同様です。

私達が生活する文明社会は人間が生きていく為に有益と思われる物を発見・発明し、世の中をより便利でより良い社会にする努力を続けてきました。

自動車・飛行機・コンピューター・インターネット・・・全てこの100年余りで登場。

最初は良く解らない未知の物として捕らえられ、時間と共に私達の生活の利便性を飛躍的に向上させ、社会の仕組みを根底から変えいずれも無くてはならない物となりましたが、死亡事故やウィルスを用いた犯罪などそれまでは存在しなかった新たな問題も生み出しています。

 

お金にまつわる事も同じです。

投資信託・株式・保険・NISA・ATM・クレジットカード・・・

私達の周りにはお金にまつわる便利で生活を良くする可能性のある仕組みや商品が溢れています。

正しく理解し、適切に用いれば多くの人々にとっては夢や望みを叶えるツールになりますが、誤った使い方や十分な理解をせずに用いると自身の将来をも危うくしかねません。

 

しかし日本人はお金の事について学校や家庭で学ぶ機会はありません。

自動車を運転し遠くの旅行に行きたいと望むなら自動車教習所に行き免許を取るように、お金についても自ら進んで知ろうとしなければ一生正しい使い方を知る事など出来ません。

人類の歴史は相当な長さですが、一個人の人生は大変短いものです。

自分自身の未来をより良くする為に行動を起こす時はもう既に来ていると思います。

(倉田壮一)

ご存知ですか? 「お盆玉」

マネースクールUNOの岡です。

夏休み、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
お盆休みを利用してふるさとに帰省された方も多いと思いますが、ソニー損害保険が実施した「2015年お盆の帰省に関する調査」よれば、今年のお盆の帰省にかかる費用は、全体の平均が20,340円、自家用車を利用する予定の人の平均は17,061円、鉄道の人は36,226円、飛行機の人は67,537円となったそうです。

また、「お盆に帰省する際、持参するものは?」との質問に対しては、「お土産(お菓子やお酒など)」が73.6%とトップ。
そして、7.1%が「お盆玉」を持参すると回答しています。

「お盆玉?」 
皆さんはご存知でしたか?

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お盆玉とは、年始にあげるお年玉同様、盆休みに孫や親戚の子どもにあげる小遣いのこと。
発祥は江戸時代の山形県の一部地域と言われていて、夏に奉公人に衣類や下駄などを渡す風習が、昭和初期に子どもに小遣いをあげるように変化したそうです。

決して全国区ではなかったお盆玉の風習が知られるようになったのは、郵便局が2014年7月からお盆玉用のポチ袋6種類を発売したからのようです。
郵便局以外からも、祝儀袋などを販売するメーカーから、お盆玉用のポチ袋が発売されているようです。

気になるのは、お盆玉の相場。
もちろん決まった相場などないのですが、インターネットで調べてみると、小学生くらいならば1,000円~3,000円、中学生ならば3,000円~5,000円、高校生ならば5,000~10,000円程と、お年玉と同水準か少し少ない水準が相場のようです。

とある調査によれば、シニア層の支出ランキングの第3位は「子どもや孫へのお小遣い」だそうで、おじいちゃん・おばあちゃんが、お盆の期間に帰省してくる孫にあげるおこづかいを「お盆玉」として渡すのがひそかなブームになっているとの声もあります。

ホワイトデー、ハロウィン、節分の恵方巻き etc.
一昔前までは全国的には一般的ではなかったイベントが、「大人の事情」なのか、全国的なイベントになっていくことにちょっぴり違和感を覚えるのですが、子供が喜ぶイベントが増えるのであれば、いいことだと思います!

お盆玉はまだそこまで浸透しておらず聞きなれない習慣です。
しかし数年後には、「夏といえばお盆玉!」というように定着しているかもしれません。
お年玉、誕生日、お盆玉、クリスマスと、近い将来、子供へのボーナスは年4回になってしまうかも・・

子供たちの笑顔と引き換えに、お父さんお母さんのお財布には厳しい時代がやってきそうですよ。

(岡 知宏)

目線が変われば世界が変わる!

マネースクールUNOの倉田です。

保育園に子供を通わせてから2ヶ月、成長スピードの早さに圧倒されています。 元々頭の中はからっぽ状態ですから、吸収する余地はいっぱいある訳です。

見るもの聞くもの全てが新発見。 親の視点から見てですが「良い事」も「悪い事」もいっぱい持ち帰ってきます(笑) 最近はしっかり歩ける様になり、自分で移動する楽しさを覚えた様子。

休みに外に出かけると「自分で歩く!」と態度で示します。 危ないから手を引こうとすると「イヤだ!一人で気ままに歩きたい!」と態度で示します。 まだまともには話せませんから、手を振り払ったり地べたに座り込んだりと全てが直接的な行動で示してきます。

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子供と一緒に歩いたり遊んだりしていると大人の方が色々と気付かされる事があります。 何の変哲もない公園の水遊び場。 水面を手でバシャバシャ叩き顔全面に水しぶきを受け満足そうに笑う、30分ずっと続けていました。

大人から見ればただの水、何が楽しいのか理解しがたいところがありますが、子供にとっては「水」そのものの反応が面白いらしい。

私達が普段通る道路の側溝の蓋の間に作られている穴。 大人の足の大きさや歩幅では何の問題も起きない穴ですが、10cm以下の子供の足には十分にはまってしまいそうな危険地帯。 同じスピードと歩幅で歩いて初めて気が付きました。

家の中で遊んでいる時もテレビやエアコンのリモコンを何処かに隠してしまいます。 後日必死に探すと思わぬ場所や隙間に置いてある事があります。 しゃがんだり寝そべったり、家では普段やらない様な体勢で探してようやく発見できます。

扇風機も指を入れない様にカバーを掛けているのですが、わざわざカバーが及ばない扇風機の裏側から指を突っ込もうとします。 強い好奇心と身長わずか70cmサイズの目線で見るこの世界の様子は、普段大人が見て感じている世界とは大いに異なっているようです。

大人になると周りとの調和を優先し社会の常識に捕らわれて行動してしまいがちです。 しかし、目線を変えて好奇心を持って見てみると世界は違って見えてきます。

皆さんが接している『お金』についても普段のやり方を少し変える事で、自分自身の今の生活や将来の人生が変わってきます。 日本人の多くは毎月もらうお給料をそのまま貯めているだけ、または使いきっている人もいるでしょう。

ただ銀行や郵便局で普通に貯めていてもほとんどお金は殖えてくれません。 自分が見ている目線では、自分が知っている範囲の方法の中では殖えないだけです。 しかし、目線を変え、今まで考えていなかった方向に視線を向けるとお金を殖やしていける方法は存在します。

もしも、自分のお金を自分自身の力で殖やせたり、自分の将来の夢を実現する為のお金を自分自身で用意することが出来たとしたら。 多くの人が自身の将来に抱く感覚は大きく変わるでしょう! ただし危ない部分も存在しますから正しい方法を学ぶ必要があります。

正しく学べば危険も減り、自身の可能性を広げられるはずです。

皆さんも自分の視線を変えて将来に見渡せる世界を変えてみませんか?

 

(倉田壮一)

休眠口座にご注意を!

マネースクールUNOの岡です。

皆さんは、「休眠口座」というものをご存知ですか?

休眠口座とは、最後にお金を出し入れした日や定期預金の最後の満期日から、銀行では10年、ゆうちょ銀行では5年以上経ったもののうち、預金者本人と連絡のつかないものをいいます。

こういった休眠口座のお金は、全国銀行協会などの内規により、銀行の収入になります。
休眠口座の金額は、日本全体で毎年800億円を超えるといわれていて、銀行が国債を買うお金などに回っているそうです。

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休眠口座のお金をもっと有効に活用するための法案が、この国会で議論される予定です。

具体的には、使い道を「①生活困窮者②子ども・若者③活力が低下する地域」の3分野の事業支援に限定し、金融機関の休眠預金をNPO法人などに助成したり貸し付けたりできるようにする法案のようです。

 

それにしても、年間で800億円とは、もの凄い金額ですよね。

なぜここまで多いのか?
理由の一つとして、日本では銀行口座が作りやすいということがあげられます。
ある統計によれば、日本には銀行口座が12億口座あり、単純に計算すると、赤ちゃんまで含めて1人あたり10口座近く持っている計算。
イギリスは、人口が日本の半分で、1.5億口座、韓国も1.7億口座なので、いかに日本の口座数が多いかということがわかります。

 

「ポイント欲しさになんとなく新規口座を開設した」

「親が知らないうちに、自分用の口座をつくってくれていた」

「転勤先でつくった口座が、別のところに転勤したあともそのままになっている」

 

皆さん、思い当たる節はありませんか?

海外では口座管理のための手数料をとるところが多いのですが、日本はタダ。
だから簡単に口座を作り、ついつい、そのまま放置・・・。
休眠口座の約9割が残高1万円以下と言われており、住所変更や解約手続きが面倒で、ついつい忘れてしまっているのが現状のようです。

 

私が普段相談者の方とお話をする中でも、複数の銀行にお金を分けているために、自分の預貯金額をはっきりと把握されていない方にお会いすることが多々あります。

複数の銀行に口座を持つことは悪いことではありませんが、「管理出来ないのであればあまり簡単に口座を作りすぎない」ことも、お金をきちんと管理し貯める上で、大切なことかもしれませんね。

 

考えてみれば、昨年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)も同じことが言えるかもしれません。

NISA口座の稼働率は50%弱と言われていて、せっかく口座開設したのに半数以上の人が何も投資していないのが現状です。
せっかく開いた投資口座が、「残高ゼロ」、もしくは「ほったらかし」になっていては意味がないですよ!

 

休眠口座、要注意です!