ご存知ですか? 「お盆玉」

マネースクールUNOの岡です。

夏休み、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
お盆休みを利用してふるさとに帰省された方も多いと思いますが、ソニー損害保険が実施した「2015年お盆の帰省に関する調査」よれば、今年のお盆の帰省にかかる費用は、全体の平均が20,340円、自家用車を利用する予定の人の平均は17,061円、鉄道の人は36,226円、飛行機の人は67,537円となったそうです。

また、「お盆に帰省する際、持参するものは?」との質問に対しては、「お土産(お菓子やお酒など)」が73.6%とトップ。
そして、7.1%が「お盆玉」を持参すると回答しています。

「お盆玉?」 
皆さんはご存知でしたか?

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お盆玉とは、年始にあげるお年玉同様、盆休みに孫や親戚の子どもにあげる小遣いのこと。
発祥は江戸時代の山形県の一部地域と言われていて、夏に奉公人に衣類や下駄などを渡す風習が、昭和初期に子どもに小遣いをあげるように変化したそうです。

決して全国区ではなかったお盆玉の風習が知られるようになったのは、郵便局が2014年7月からお盆玉用のポチ袋6種類を発売したからのようです。
郵便局以外からも、祝儀袋などを販売するメーカーから、お盆玉用のポチ袋が発売されているようです。

気になるのは、お盆玉の相場。
もちろん決まった相場などないのですが、インターネットで調べてみると、小学生くらいならば1,000円~3,000円、中学生ならば3,000円~5,000円、高校生ならば5,000~10,000円程と、お年玉と同水準か少し少ない水準が相場のようです。

とある調査によれば、シニア層の支出ランキングの第3位は「子どもや孫へのお小遣い」だそうで、おじいちゃん・おばあちゃんが、お盆の期間に帰省してくる孫にあげるおこづかいを「お盆玉」として渡すのがひそかなブームになっているとの声もあります。

ホワイトデー、ハロウィン、節分の恵方巻き etc.
一昔前までは全国的には一般的ではなかったイベントが、「大人の事情」なのか、全国的なイベントになっていくことにちょっぴり違和感を覚えるのですが、子供が喜ぶイベントが増えるのであれば、いいことだと思います!

お盆玉はまだそこまで浸透しておらず聞きなれない習慣です。
しかし数年後には、「夏といえばお盆玉!」というように定着しているかもしれません。
お年玉、誕生日、お盆玉、クリスマスと、近い将来、子供へのボーナスは年4回になってしまうかも・・

子供たちの笑顔と引き換えに、お父さんお母さんのお財布には厳しい時代がやってきそうですよ。

(岡 知宏)